TOEICの問題をPart別に解説!無料で問題演習する方法も。

この記事では、TOEICのPart別の問題解説と、無料で問題演習をする方法を紹介します。

TOEICである程度の点数を取るためには、Part別にどのような問題が出題されるのか攻略のポイントはどこなのかを抑えている必要があります。

また、それを知っているだけでなく、問題演習をする中で実践をすることも大切です。

ですが、TOEICの問題集は量が少ない割にとても高いので、無料で問題を解くことができる方法もあわせて紹介します。

 

TOEICの問題をPART別に解説

TOEICの問題をPart別に解説していきます。

TOEICはリスニングセクションのPart3~Part4、リーディングセクションのPart5~Part7の合計7パートで構成されています。

Partごとの問題の概要を解説に加えて、攻略ポイントも紹介していきます。

 

下記のPartごとのタイトルをクリック(スマホ・タブレットの方はタップ)すると、内容が展開します。

Part1ってどんな問題?

TOEICPart1は【写真描写問題】です。

写真が問題用紙に印刷されていて、その写真を正しく描写している英文を4つの選択肢から選びます。

選択肢は全て放送のみで、問題用紙には印刷されていません。

【例題】

写真
f:id:rakutoeic:20181025185247j:plain

説明文(※放送のみ)
(A)They’re setting some furniture.(彼らは家具を設置している)
(B)They’re entering a meeting room.(彼らは会議室に入っていくところだ)
(C)They’re sitting at a table.(彼らはテーブルのそばに座っている)
(D)They’re cleaning the carpet.(彼らはカーペットをきれいにしている)

このような問題が6題出題されます。

Part1のポイント

Part1のポイントは、選択肢の動詞に着目することです。

実は、選択肢の動詞の意味がわかれば、正誤の判断がほとんどできてしまうという特徴があります。

英文を構成する要素で大切なのは「主語」と「述語」なわけですが、Part1では写真にすでに「主語」がプリントされているので、「述語」のメインである動詞さえ聞き取れれば正誤が判断できてしまう事がほとんどです。

 

Part2ってどんな問題?

TOEICPart2は【応答問題】です。

質問文が流れて、次にそれに対する応答が3つ放送されます。

その中から最も質問文にあった応答を選択するという問題です。

【例題】(TOEIC公式問題集サンプル問題改題)

質問文:How many rental properties do you have?(あなた方は何軒の賃貸物件を少輔していますか?)

応答
(A)Five,I believe.(5つだったと思います)
(B)On the fifth floor.(五階にです。)
(C)It’s their own.(それは彼ら自身のものです)

このような3択の問題が25題、すべて音声で流れます。

ずっと音声だけを聴きながら正答を選ばなくてはいけないので、集中力が必要とされるパートです。

最重要ポイント:最初の三語

Part2の最重要ポイントは、質問文の最初の3語です

英語の疑問文には、その聞きたい内容がほとんど最初の3語以内に示されるという特徴があります。

【例】
”Have you finished~?”
”Do you know~?”
”What time~?”
など、質問文の最初の3語以内を見れば、何を聞きたいのかを大体理解することができます。

ですので、最初の三語が聞き取れさえすれば、応答にはどのような内容が来るのかがわかるのです。

実際に、最新(19/6/14現在)の新形式公式問題集に掲載されているパート2の問題の15問/25問が最初の三語で応答を予想して正答できる問題です。三択であることから、一つ間違いを見つけることができれば、50%で正答できてしまうので、簡単に点数を稼げてしまいます。

 

よっぽど形式が変わらない限りは、最初の三語だけ聞き取れれば、応答文の内容をざっくりと把握しているだけで、7割ほどの問題を正解できます。

ですので、パート2を解くときには、質問文の最初の三語を聞き取ることを念頭に置いて、何が応答に来るのかを予想し、それと応答文を照らし合わせて、正誤判断するというのが最も効率よく点数を取るための戦略です。

 

あまり難しい単語は出てこない!

パート2にはあまり難しい表現や単語は出てきません。

基本的には日常やオフィスでの自然な会話のやり取りが問題にされるので、当然のことではあるかもしれませんが、難しい単語や表現は出てきません。

ごくまれに出てくることはありますが、聞き取れなくても解ける部分であったり、誤選択肢に紛れているだけのことが多いです。

ですので、わからない単語や聞いたことのない単語が読まれても、慌てずに聞き飛ばして他の部分を聞き取ることに意識を向けましょう。

 

 

Part3&Part4ってってどんな問題?

TOEICPart3は【会話問題】です。

以下のような2人~3人の会話が一度だけ放送されます。

【例題】(公式問題の改題を日本語訳)

女:やあジョン!先週の会議はどうだった?
男:やあモリ―。会議はとてもよかったよ。先方が私たちの商品を気に入ってくれてね。発注が決まったよ。
女:それはおめでとう!
男:君の商品開発があってこそさ。ありがとう。急いで発注の準備をしなくっちゃ。モリ―、手伝ってくれるかい?
女:もちろんよ!

このような文が英語で放送された後に、内容に関する3つの質問がされます。
それぞれ選択肢は4つで、その中から文の内容に合う最も適切なものを選びます。
例文だと…
Qジョンは先週何をしましたか?
(A)会議
(B)モリ―とデート
(C)友達と旅行
(D)病院に行った
このような問題が3つ出題されます。もちろん全部英語です。(※分かりやすいように日本語で例を出してるだけです)

英文が13個出題されて、それぞれ3問ずつあるので、合計39問です。

パート4は【説明文問題】です。

アナウンスや電話のメッセージなどの説明文が一度だけ放送されます。

パート3と違うのは、パート3では話者が2~3人いるのに対し、パート4では話者が一人しかいないことです。

一人がずっと喋っています。

質問形式はパート3と同じで、その内容に関する3つの質問と、それぞれ4つの選択肢が問題冊子にプリントされていて、その中から最も適切なものを選びます。

話す人が一人だけという点以外パート3とほとんど同じなので、例は省きます。

英文は10個出題されて、それぞれ3問なので、30問です。

Part3&Part4のポイント

Part3&Part4のポイントは、話の展開と質問文がパターン化していることです。

TOEICでは、お決まりの話の展開と質問文があるので、それを覚えてしまえばたいていの問題はラクに解けるようになります。

TOEICの問題傾向を熟知している問題集などを使って、そのパターンを身に着けていくことが大切です。

そのためのおすすめの問題集は最後に紹介します。

 

Part5ってどんな問題?

Part5は【短文空欄補充問題】です。

文の中に空欄があって、その中に当てはまる最も適切なものを4つの選択肢から選びます。

【例題】(公式問題の改題)

短文
Power in the Yamada Building shut down around 3 P.M. yesterday,
but it was restored ——- minutes by the backup generator.選択肢
(A)as
(B)within
(C)to
(D)through答え

(B)within
(訳:Yamadaビル内の電力は、昨日午後3時ごろに停止しましたが、予備の発電機により、数分以内に復旧しました。)この問題の空欄にあう単語は”within”「~以内に」だけですので、(B)が正解です。

このような問題が合計30問出題されます。

パート5には様々な問題が出ますが、大きく分けると2種類の問題に分けることができます。

文の「意味」から解く問題と、文の「形」から解く問題です。

それぞれを紹介していきます。

 

文の「意味」から解く問題

先程の例は、「文の意味から解く問題」でした。

within以外は、空欄に入れても意味が分からない文章になってしまうように、文の意味に合う選択肢を一つ選ぶという問題です。

この問題では、当然ですが文の意味を理解しなくてはいけません。

このような問題が、およそ6~7割出題されます。

一方で、次に紹介する文の形から解く問題では、文の意味が分からなくても解くことができます。

 

文の「形」から解く問題

文の形から解く問題の代表格は「品詞問題」です。
品詞問題というのは、選択肢の中で空欄にあう品詞を選ぶ問題です。

【例題】(公式問題集の改題)

Compliaints about the price were relatively ——.

選択肢
(A) rarest(形容詞の最上級系)
(B) rarity(名詞)
(C) rarely(副詞)
(D) rare(形容詞)

答え…(D)
(日本語訳)値段に関するクレームは比較的まれでした。

このように、選択肢には意味が同じで品詞が違う単語が並びます。

この文の形から空欄には、副詞や名詞は入らないので、残った形容詞の2つの内、どちらかが正解になります。

そして最上級はこの文には明らかに不適なので、文の形から”rare”が正解になります。

この問題では、文の意味が分からなくても解くことができます。

文の形がわかれば選択肢を絞ることができるのです。

このような、文の意味が分からなくても解ける問題は、おおよそ3~4割です。

 

Part5の勉強のポイント

Part5の勉強のポイントは、問題の種類ごとに解き方を身に着けることです。

「文の形から解く問題」と「文の意味から解く問題」があることを紹介しましたが、Part5では問題の種類ごとに解き方が異なります。

またPart5では、選択肢に並んでいる単語見れば問題の種類はすくにわかるようになっています。

なので、実際に問題を解くときには、選択肢を見て問題の種類を把握してから、問題に合わせた解き方をしていくことになります。

したがって、問題の種類ごとに解き方を身に着けるのが大切であり、問題の種類ごとに解き方を解説してくれる教材を使うことは必須です。

 

Part6ってどんな問題?

Part6は【長文穴埋め問題】です。

10行ほどの英文が出題されて、その英文の中に空欄があいています。

その空欄に選択肢の中から適切な語や文を入れる、というのがこのPart6です。

文は4つ出てきます。1文当たり4問で、4×4=16問出題されます。

出てくる文書は、広告、手紙、お知らせ、eメール、記事などです。

Part6の問題

Part6の問題は2種類あります。

一つは、「Part5の問題が長文の中に組み込まれているだけ」という問題。
もう一つは、「文補充問題」です。

出題比率も決まっていて、「Part5の問題が長文の中に組み込まれているだけ」の問題は1文当たり3/4問。
「文補充問題」は1文当たり1/4問です。

Part5の問題については、上記に書いてあるので説明を省略します。

「文補充問題と」は、空欄に入れる適切な「文」を選択する問題です。
空欄の位置の文脈に最も適したものを選んでいきます。

Part6では、大半の問題がpart5の問題が長文に組み込まれているだけの問題ですので、特別な対策を必要としません。

Part5の問題が解けるようになれば大体解けるようになります。

 

 

Part7ってどんな問題?

Part7は【長文読解問題】です。

長文が出題され、その内容に関する質問が出題されます。長文といっても、大学入試のような、小難しい英文が出るわけではありません。
TOEICは実用的な英語力(特にビジネスの場面)を測るための試験なので、ビジネスや実生活で実際に見るような長文が出てきます。

例えば手紙、メール、チラシ、チャット、記事などなど…
学問的な論文や、抽象的な文、エッセイなどは出てきません。

質問も、あくまで長文の内容に関する質問だけが出題されます。

ですので、答えの根拠になる部分を読解するために文法が必要になることはあったとしても、パート7の質問で文法が直接問われたりはしません。

「出題された英文の内容を理解しているかどうか」を測るために問題が出題されています。
なのでその趣旨から外れは質問は出てきません。

 

Part7は大きく分けると、前半と後半に分けることができます。

前半戦:シングルパッセージ問題

前半はシングルパッセージ問題です。

シングルは「ひとつの」、パッセージは「文書」という意味です。

1つの文書が出題され、その文書に関する質問が2~4問出題されます。

長文は10個、質問は29問です。

内訳は以下の通りです。

1長文あたり2問…4題
1長文あたり3問…3題
1長文あたり4問…3題

 

質問数が少ない問題から出題されるので、一文当たりの問題数はだんだんと多くなっていきます。

また、1文当たりの質問数が多いほうが、長文も長くなり、内容も難しくなる傾向にあります。

なので、パート7のシングルパッセージ問題(1文書問題)は、後半に進むにつれてだんだんと難しくなっていくのです。

 

後半戦:マルチプルパッセージ問題

後半はマルチプルパッセージ問題です。

マルチというのは「複数の」という意味です。
複数の文書が出題されて、それに関する質問がされます。

例えば、
「広告チラシ」と「チラシの内容に関する問い合わせのEメール」の2つの文が出題されて、片方の文だけ見れば解ける問題と、2つの文の両方を照らし合わせなくては解けない問題がミックスされて出てくる、といった感じです。

内訳は以下の通りです。

2つの文書で質問5つ…2題
3つの文書で質問5つ…3題

合計5題で25問が出題されます。

複数の文書を参照しながら問題を解き進めるのはけっこう大変です。

しかも、順番通り解いていくならば、2時間あるテストの最後に取り組むことになるので、問題の難しさだけではなく、頭の疲労とも戦うことになります。

 

Part7のポイント

Part7のポイントは、「質問の答えの根拠を探すのをいかに効率よく行うか」です。

 

質問と長文を行ったり来たりして、答えの根拠を探し回るのはとても非効率的です。

しかし、パート7の文書の特徴をうまく利用すれば、効率の良い解き方ができるようになります。

詳しくは下記記事に書いてあるので是非読んでみてください

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英文の読む部分を少なくする!

Part7では英文を全部読まずに回答することが可能です。

英文を読む部分を少なくするためには、2つのアプローチがあります。

ひとつは質問の答えの根拠にならない部分を読み飛ばすこと。
この方法は、上の章でリンクを貼った、TOEICパート7の攻略方法の記事に書いてありますので、見てみてください。

もう一つは、TOEICでしかできない長文速読法を実践することです。

そのやり方は下記記事で紹介していますので、そちらの記事を見てみてください。

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TOEICの問題を無料で解く方法

TOEICの問題集は非常に高いです。公式問題集はテスト2回分で3500円ほどかかります。
ですので、TOEICの問題を無料で解く方法を紹介します。

 

TOEICは過去問を公開していませんので解くことはできません。

スタディサプリTOEICの問題演習

スタディサプリ ENGLISH 」という月額制のサービスの1週間お試しキャンペーンをつかって問題演習をすることができます。

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私はスタディサプリTOEICのおかげで、4か月間で560→710→815と点数を伸ばした経験があります。

 

Part3&4のポイントとして、話の展開と質問文がパターン化していて、そのパターンを抑えている問題を解くことが大切という話をしましたが、スタディサプリTOEICはそのパターンを抑えているのでおススメです。
Part5の問題は「種類別の攻略方法を身に着けることが大切だ」という話をしましたが、スタディサプリTOEICでは問題種類別の解説講義があるので、無料お試し期間中にそちらも視聴しておくことをおススメします。

 

 

公式サイトのサンプル問題

TOEIC公式サイトでは、サンプル問題を掲載しています。

 

↓外部サイト:TOEIC公式のサンプル問題ページ

TOEICテストの概要、サンプル問題、試験日程、申込方法、テスト結果などの受験案内。企業や学校の活用事例、スコアデータな…

このページで問題を解くことができますが、問題数はかなり少ないです。

問題演習をするというよりは、どのような問題なのかを知るために試しに解いてみるという目的で使いましょう。

 

 

ここまで、TOEICの問題をPart別に解説し、無料で問題演習をするための手段を紹介してきました。

最初にも言いましたが、TOEICはPartごとの攻略方法を把握して、問題演習で実践していくことが大切です。

ここに書いた方法が、皆さんの点数アップにつながると嬉しいです。

 

このサイトでは、TOEIC攻略に役立つ様々な情報を掲載しています。
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