この記事では、TOEICで800点を最も効率よく取得するための方法を紹介します!
私は、4か月間・総勉強時間135時間という短い期間と勉強時間で、560→710→810と点数を伸ばした経験があります。
※一般的に、500点台から800点台まで点数を伸ばすためには、700時間近く勉強する必要があります。
参考サイト:https://toiguru.jp/test-prep-schedule
私がその時に行っていた勉強法と、800点を取るための戦略について、解説していきます。
ちなみに800点を取ると、就活・転職・昇進などで非常に有利になるので、ぜひこの記事を読んで取得してください!
TOEIC800点取得に英語力は要らない
TOEIC800というと、高い英語力が必要なように思われますが、必ずしもそうではありません。
なので、TOEICの点数を上げることを目的として
- TOEICの点数を上げるために英会話を始めてみたり、
- リスニング対策として発音練習をしたり、
- 高校レベルの分厚い文法書を使ったりして、根本的な英語力を伸ばそうと勉強する
などといった勉強をするのは、絶対にやめましょう。
とっても効率が悪いです。
※英語力を身に着けることが目的で、その過程でTOEICを受験している方はOKです。TOEICで点数を取得することが最終目標なのに、根本的な英語力を身に着けようとするのはダメです。
TOEICでいい点を取るために、根本的な英語力を伸ばさなくてもいい理由は2つあります。
- TOEICで出題される英文や表現はかなり限定的である
- パート毎にお決まりの解き方があり、明確な攻略法がある
TOEICは、どのような単語・表現が出題され、どのように解けばいいのか、という攻略方法がハッキリしているテストです。
なので、出題される単語・表現と、その解き方さえ身に着ければ、英語力がなくても短期間で高得点を取得出来てしまいます。
具体的な内容は各パートの攻略記事や、下の記事を読んでみてください。

TOEIC800点を取るための戦略
800点を取得するためには、戦略が超重要です。
800点を取るためにはおよそ8割の問題に正答する必要があります。(※厳密には正答数≠スコアですがそれは一旦置いておきます)
ですが、8割の問題に正答するために完璧に解かなくてはいけない問題は8割ではありません。
TOEICは4択の選択肢式ですが、1つの正解の選択肢を見つけるのは難しくても、不正解の選択肢をある程度絞ることが簡単なテストだからです。
なぜ選択肢を絞ることが簡単なのか?については↓の記事で解説しています。

なのでTOEICで最も効率よく800点を取得するには、6~7割の問題を完答し、残りの4~3割の問題を2択までしぼるという戦略が効果的です。
2択まで絞ったら、勘でどちらかをマークします。
「3割の問題を2択まで絞って運任せでマークする」というのが少し怖いと思う人もいるかもしれませんが、TOEICは全200問もあるので、その3割は60問になります。60問もあるならば、1/2の運任せで運悪く点数が大きく下がってしまう、という事は基本的にありません
TOEICで800点を取るために、確実にわかっていなければいけない問題は6~7割と聞いてどうでしょうか?
3問に1問は解けなくてもいいわけです。そう考えるとかなり気が軽くなったような気がしませんか?
この戦略をとるもう一つのメリット
この「6~7割の問題を完答し、残りの4~3割の問題を2択までしぼる」という戦略をとることで、もう一つ大きなメリットがあります。
それは、解ける問題を確実に解き、解けない問題に時間をかけないという姿勢になることです。
TOIECは以下の2つの特徴があります。
- 時間の制約が厳しい
- 難しい問題と簡単な問題がバラバラな順序で出題されることが多い
なので、解ける問題をしっかり解いて、難しい問題にあまり時間をかけないという姿勢を徹底することが大切です。
「6~7割の問題を完答し、残りの4~3割の問題を2択までしぼる」という戦略をとることで、TOEICの特徴にあった解き方をすることができます。
TOEIC800点を取るための勉強
TOEICで800点を取るために必要な勉強は↓の3つです。
- TOEICのパートごとの攻略方法や解き方を知る
- TOEICで「6~7割の問題を完答し、残りの4~3割の問題を2択までしぼる」ことができるだけの知識を学ぶ
- 問題演習をして実践経験を積む
まずは、TOEIC攻略系サイト、そのほかのTOEIC攻略本を使って、「TOEICをどう攻略したらいいか?」「どう解いたら効率がいいか?」を知識として得ます。
※当サイトでもパートごとの攻略方法を紹介しているのでよかったら見てみてください。
次に、TOEICで「6~7割の問題を完答し、残りの4~3割の問題を2択までしぼる」ことができるだけの知識を学んでいきます。
主に必要な知識は、単語です。
TOEICでは頻出単語が決まっているので、頻出単語をよく抑えている単語帳を使って単語を身に着けていきます。
使用する単語帳は、初心者(中学レベルの英単語力が怪しい人)には「銀のフレーズ」、中級者以上には「金のフレーズ」がおすすめです。
文法については、中学校レベルの英文法力があれば大丈夫です。
※TOEICで必要な文法力に関しては↓の記事で解説しています

中学校レベルの文法力と、TOEIC頻出単語を身に着けたら、あとは問題演習あるのみです。
公式問題集などを買ってもいいですが、いかんせん高くて問題量が少ない(テスト2回分しかない)ので、コスパのいい「TOEIC L&R 至高の模試600問」や「スタディサプリ ENGLISH」あたりを買うといいと思います。
※お金に余裕があるなら公式問題集を買った方がいいです。
興味があったらスタディサプリをレビューした記事も見てみてください

個人的な所感では、正しい解き方と最低限の知識を身に着けたうえで、問題演習をテスト5回分ほど(復習なども含めて)こなせば、800点レベルには到達すると思います。
もし、わからないことあれば管理人Twitterで聞いてください。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!