TOEICのスコア目安!公式が隠してる「本音」とは?

この記事では、TOEICのスコアの目安と、TOEIC公式がスコアについて抱いている「本音」を探っていきます。

TOEICは1級、2級…などのようにはっきり英語のレベルの境目がわかる英検とは違い、スコアで結果が出ます。

なのでスコアによって、

どのくらいの評価を受けることができるのか
・どのくらいの英語力があるのか

という事がわかりにくかったりします。

 

今回は、そんなTOEICのスコアの目安について解説していきます!

TOEIC公式の「スコアを出す側の考えている目安」
日本の公的機関の「スコアを評価する側の目安」
この
両方の面からスコアの目安について考えていきます!
実はTOEICは公式にスコアの目安を公表しています。
しかし、そのスコアの目安は表面的なTOEICの「建前」しか書いていないので、実際の目安がよくわかりません。

では、実際にTOEICが考えている英語力の「本音」とは何なのでしょうか。
また、日本の公的機関がどのようにTOEICを評価しているのでしょうか?
まずはさきに、その両方の面から見た時のスコアの目安をご紹介することにします。
そのあとに、その根拠として、公式や公的機関が考えるTOEICのスコアの目安について詳しく見ていくことにしましょう。

TOEICのスコアの目安

TOEICのスコアの目安は、「TOEIC公式の見解」と、「日本の公的機関の評価」の2つの側面から見た時に、以下のようになります。

【点数】 
【800点~】
【730~795点】
【600~725点】
【475~595点】
【~470点】
【評価】
英語力は最高レベル
十分な英語力を備えている
そこそこの英語力はある
英語力が全くないというわけではない。
英語力に関しては評価できない

 

企業や団体によって評価は変わりますが、一般的には上記の評価をされるとみて間違いないでしょう。

あくまでも、他の人からの評価の話です。
実際にその英語力があるかないかという話ではありません。

TOEICはテクニックで高得点を稼ぐことができてしまう試験なので、この評価と実際の英語力が絶対的にかみ合っているというわけではありません。

 

なぜこのようになるのか、その根拠を詳しく見ていきましょう。

「TOEIC公式の考えるスコアの目安」と、「日本の公的機関が考えるスコアの目安」について解説していきます。

公式が考えるスコアの目安

TOEICの公式が考えるスコアの目安は、テストの結果が返却される時についてくる紙でわかります。

TOEICでは公開テストを受けると、以下のような紙が公式認定証と一緒に送付されます。
TOEIC公式のスコアの目安

ちょっと見にくくて申し訳ないのですが、リーディング・リスニング各スコアの幅によって、あなたの英語力にはどんな長所と短所があるのかを紹介しています。細かな長所短所の内容は差し置き、そのスコアの幅に注目しましょう。

先ほど、TOEIC公式は公表しているスコアの目安には「建前」しか書いていないという話をしました。

では、このスコアの目安表からわかるTOEIC公式の本音とは一体何でしょうか?

それを探るために、
Listeningセクションのスコア目安の「一番下」に注目してみましょう。

TOEICスコア目安リスニング

 

Listeningセクションの一番下を見ると、5点(テスト放棄)~270点を一括りにして長所と短所を紹介しています。

このことからわかるのは、「TOEICリスニングの270点以下は英語力としては評価するに値しない」と評価していることです。

5点というのは、テスト放棄時の最低点です。そんな5点と一緒の長所短所でひとまとめにしているのが、270点までです。
つまり、270点以下はそもそも評価できるほどの英語力がないと暗に示していることがわかります。

リーディングも同様です。

リーディングは5点から220点を同じ評価にしています。「5~220点は英語力に関しては評価するに値しない」ということです。

そんな評価に値しない点数のそれぞれの上限の270点と220点を足せば470点になりますが、その470点では英語力に関しては評価できないという事になります。

公式が直接そう言っているわけではないのですが、公式が出しているスコアの目安を見ると、簡単に推察できます。

TOEICにとっては、どんなに点数が低い方もお客様ですから、スコアが低いからといって、
「あなたの英語力は評価できるレベルにありません」
なんて正直に言う事ができないのです。

ですから、先程紹介したTOEICのスコア目安の紙のように、どんなに低いスコアでも長所を無理矢理書いているのです。

でも実際には、テスト放棄をした人と同等の評価しかしていません

TOEIC公式の本音】
・TOEIC470点以下は「英語力を評価するに値しない」と評価している
→テスト放棄した人と同じ括りで評価される

同様に見ていくと、800点以上を最高ランクの評価に、600点以上をその次点の評価にしていることがわかります
詳しくは先程掲載した画像を見てください。

それが先程の、800点、600点、470点という目安の根拠であり、TOEIC公式の本音であろうと推察できます。

では次に、日本では実際にどのようにスコアを評価しているのか見ていきましょう。

 

公的機関が考えるTOEICスコアの目安

では引き続き、公的機関が考えるTOEICスコアの目安について考えていきましょう。

2015年から国家公務員採用試験では、トイックなどの民間英語資格のスコアによって点数の加算をしています。

他にもトイックのスコアを試験に加算している自治体がいくつかあるみたいですが、今回は、公務員の最高峰「国家総合職」(いわゆるキャリア官僚)の民間英語資格の加算点を見ていきましょう。

民間英語資格の加算点は以下の通りになっています。

【25点加算】
TOEIC730点
・TOEFL80点
・英検準一級
・IELTS6.5
【15点加算】
TOEIC600点
・TOEFL65点
・IELTS5.5

 

TOEFLとIELTSという試験で比べるのはわかりにくいので、まずは英検との比較をしていきましょう。

まず以上の表からわかるのは、「TOEIC730点は英検準1級相当」、これが公的機関の認識です。

英検準1級と聞くと、かなりすごい英語力を持っているようなイメージがありますね。
日本の公的な機関において、準1級と同等の評価を得ることができるのがTOEIC730点です。

これ以上の資格の加算点はありませんので、TOEIC730点以上は一律で25点の加算です。
このことから国家機関では、TOEIC730点以上だと英語力に関してはかなり高い評価をしている、という事がわかります。

 

また、TOEIC600点だと15点の加算です。

つまりTOEIC600点ならば、そこそこの英語力があり、これから英語を使った仕事をする期待が持てるという評価、という事です。

もし評価してなかったら加算点なんて入らないですからね。英語力に関して一定の評価ができるから加算をしているわけです。

この評価が最初に紹介した、600点がそこそこ英語力を評価している・730点が十分に英語力を評価しているという根拠です

 

その他スコア目安

その他にも、入社や昇進、海外赴任の条件にTOEICのスコアを設定している企業が多くあります。

また大学では、TOEICのスコアを一定の単位に換算できる制度があるところが多いです。

企業や大学によってTOEICのスコアがどのくらいの評価になるのかはまちまちです。
楽天では入社時に800点のTOEICスコアが必要というのは有名な話です。

自分が所属している団体がTOEICをどのように評価しているのかは知っておくべきでしょう。
企業によってはTOEICのスコアで資格報奨金を出すところもあるみたいです。

具体的な企業名は伏せますがTOEIC800点で20万円の報奨金を出しているところもあります。

これに関しては、自分の所属している団体の基準を調べてみてください。

TOEICのスコアの目安について思う事

ここまで、TOEIC公式が言わない本音と、日本の公的機関の基準を基に、TOEICスコアの目安を紹介してみました。
いかがだったでしょうか。

470点以下の人には、かなりきつい言葉のように聞こえてしまったかもしれません。

しかし実際のところ、これが現実だと思います。

また、この記事はあくまでも、「第三者からされる評価」に関するスコアの目安であって、実際の英語力と「必ずしも一致するわけではありません。

TOEICは、テクニックなどを使えば、英語力がなくても比較的簡単に高得点が取れるテストだからです。

当サイトでは、英語力がなくてもTOEICで高得点を取得するための方法を紹介していますので、他の記事も見てみてください!
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