Part2は基本的に、質問文は疑問文であることがほとんどですが、疑問文ではない問題もぼちぼちあったりします。
今回はそんなふつうの疑問文ではない2つのパターンと対策を補足的に紹介します
ふつうの疑問文問題に関しては下の記事を見てみてください。

付加疑問文
付加疑問文っていうのは、普通の文の最後に、”don’t you” ”didn’t you” ”haven’t you”などの疑問詞をつけることによって、疑問文と同じような意味にや念押しの意味を付け加えたりする文です。
例えばこんな感じ
- He likes playing basketball, doesn’t he? (彼はバスケが好きですよね?)
- She can speak English, can’t she? (彼女は英語が話せますよね?)
- It’s a beautiful day,isn’t it? (今日はいい日ですよね?)
中学の文法の授業で学習する表現です。
実は疑問文の時と解き方が変わらないので簡単です。
付加疑問文は、単純にその文を疑問文にした文と同じ意味になります。
もし、It’s a beautiful day,isn’t it? だったら、Is it a beautiful day?と同じ意味。
なので、付加疑問文が出てきたときには、普通の疑問文と同じ解き方をすればOK。
付加疑問文の対策
付加疑問文がどのようなものか把握だけしていれば、問題演習をしている中で出てきた付加疑問文を復習していくだけで十分だと思います。
付加疑問文には様々なパターンがありますが、(”~do you?”や”~will you?”など)中学校の学習範囲なのでここでの紹介は控えます。
付加疑問文について理解が怪しい人は、書店などで中学の文法を総復習する系の本を買って読んでみるといいと思います。
付加疑問文は、最初の語を聞き逃してしまった人にとっては、チャンス問題でもあります。
パート2で正答を選ぶためには、質問文の最初の三語を聞き取ることが大切だという事を、TOEICPart2の攻略法の記事で説明しました。
付加疑問文の場合は、最初の三語を聞き逃してしまったとしても、疑問文の最初の三語にあたる部分が、付加疑問文では最後にくっついているので、最後の部分だけ聞き取れれば、応答と照らし合わせて解くことができます。
呼びかけや提案
呼びかけや提案が質問文として放送されることがあります。
例えば、こんな問題。
We found some defects.(私たちはいくつかの欠陥を発見しました)
(A) It is defensive.(それは防御的です)
(B) He likes it.(彼はそれが好きです)
(C) That’s unfortunate.(それは残念です)
このほかにも、Let’s~で始まる文や命令文、感嘆文などなど…
付加疑問文の対策
この問題の攻略ポイントとしては、比較的、3択の内の誤った選択肢の内容が、かなりぶっ飛んでいることが多いことです。
不正解の選択肢が明らかに間違いだとわかるようになっています。
なので、応答文を消去法で選んでいくと比較的楽に解いていくことができます。
理由を詳しく説明すると長くなるので軽くにとどめますが、呼びかけや命令・感嘆文への応答は無数に存在するので、絶対に誤りになる選択肢を用意するためには、意味の通らないぶっとび返答を用意する必要があるからです。
疑問文じゃないパターンの対策
パート2のほとんどは疑問文であるので、疑問文じゃないものが読まれると、一瞬思考停止してわからなくなります。
でも、これらのタイプの問題でも、あまり難しい単語や表現は出てきません。
聞き取れる単語を冷静に聞き取れば簡単に解けるものがほとんどです。