今回は、ちょっとコアなテーマ「Part2の遠回しな返答問題」について話していこうと思います。
Part2の遠回しな返答問題とは?
Part2の遠回しな返答問題っていうのは、下のような問題のことです。(わかりやすいように日本語で)
Q「会議はいつ始まりますか?」
(A)「エミリーがメールしてくれています」
(B)「ジョンはおなかがすいています」
(C)「不動産収入で暮らしています」
いつ始まる?という問いかけに対して、始まる時間を直接答えるのではなく、「エミリーがメールをしてくれているから、それを見ろよ!」って遠回しに答えています。冷たいですね。
そのほかにも、遠回しとはちょっとずれますが、「俺は知らないよ」みたいな返答もよくも見かけます。
つまりは、質問に対して直接的に答えない問題。
遠回しな返答問題は、これまでの問題より正解がわかりにくいので難しいといわれています。
しかし、個人的な所感ですが、今までよりも消去法で解きやすい問題であると思っています。
まずは、遠回しな返答問題の弱点について探っていきます。
遠回しな返答問題の弱点
遠回しな返答問題の弱点は、正解の選択肢を遠回しにする分、不正解の選択肢をハッキリ不正解にしなくてはいけないことにあると思います。
これは、当ブログのほかの記事みたいに、データを取っているわけでも何でもないので、完全に問題を解いてる中での僕の直感なのですが。
TOEICの問題は、「最も適切な選択肢を選べ」というテストです。
なので、正解の選択肢が遠回しならば、不正解の選択肢は、遠回しな正解の選択肢と比較したとしてもハッキリと不正解といえるものである必要があります。
これを大前提として、TOEICのテストの性質から、もう少し深堀していきます。
TOEICのテストの性質について考える
TOEICは多国籍の人が同じ問題を受験するテストです。バラバラな価値観・常識を持った人たちが同じ問題を解きます。
その中で、遠回しな回答をする選択肢を正解の場合、
不正解の選択肢は、どんな価値観や常識から見たとしても、正解の選択肢と比べて、明確に不正解と判断できるようしないといけません。
でも実際、そのような選択肢を作ろうと思ったら、不正解の選択肢は、
「ハッキリと不正解とわかるぶっ飛び回答」
以外に作りようがないんじゃないか?と思うわけです。
質問文の内容にもよりますが。
僕のこの見立てが正しいなら、これからは、遠回しな返答問題は消去法で解くことが強く求められていくと思います。

遠回しな返答問題は消去法で解く
遠回しな返答問題は、正解の選択肢がわかりにくい分、相対的に不正解の選択肢がわかりやすくなっているので、消去法で解くことが大切であろうと思われます。
本試験で僕はかなり消去法を意識しています。
消去法で解くと、正解の選択肢があっているのだろうか?とかなり不安にもなりますが、実際の結果を見てみると、高い正答率をキープできています。
Part2難化で点数が下がってしまった、伸び悩んでしまった方は、ぜひ「消去法で解くこと」を強く意識してもらえればなと思います。
というわけで、今回はちょっとコアなテーマでお話しました。
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