TOEICパート5の問題を徹底分析してみた!

パート5&6攻略

TOEICパート5の問題を分析!

TOEICパート5って文法問題だっけ?

それはよくある勘違いだね。文法が直接問われる問題はかなり少数派だよ。実際にはどんな問題が出るのか、詳しく見ていこう!

この記事では、パート5の問題分析を基に、パート5で点数を取るために必要な知識とは何かという事を解説します。
パート5でなかなか点数が取得できない人は、パート5の正しい問題傾向を知らないことが原因かもしれません。
また、これからTOEICの勉強を始める方も、どの様な問題が出題されるのかをあらかじめ知っておくことで、適切な対策を立てることができるようになります。
ある程度TOEICのことを知っている人、TOEIC慣れしている人にとっては、既知の内容も含んでしまうかもしれませんが、知識の整理や再確認としてどうぞ。
パート5の問題傾向、出題内訳の解説と、具体的な問題例をご紹介していきます。
この記事でわかること:パート5で点数を取るために必要な知識
こんな人向け:点数がなかなか上がらない人問題傾向や出題内訳を知りたい人

パート5の問題傾向

パート5はリーディング最初のパートだね。文法問題だっけ??

少し勘違いをしているね。パート5は文法問題ではないんだ。
パート5で一番多いと言われているのは語彙問題、次に品詞問題なんだ。
パート5の出題内訳
語彙問題・・・・・・・・・44%
品詞問題・・・・・・・・・30%
接続詞問題・前置詞問題・・15%
文法問題(中学レベル)・・10%
その他・・・・・・・・・・1%
※公式問題集TESTの分析による。6回分計180問分析。テストごとの比率の違いはほとんどなし。

よく、パート5は文法問題だと思ってしまっている人がいますが、それはすこし誤解です。

基本的には、語彙問題と品詞問題、次いで接続詞問題・前置詞問題が出題されます。

直接文法が問われる問題は少なく、出たとしても中学校レベルの英文法がほとんどです。

また、高校レベルの難解な英文法が直接問われるのは、ほんのわずかです。

パート5は文法問題ってわけじゃないんだね

文法ではなくて、語彙や品詞が問われるんだ。

点数を効率よく上げるには、どんな問題かでるのかを正しく知って、正しい対策を行うことが大切です。

ですから、まずはこの出題傾向をしっかり把握しておきましょう。

次に、頻出の語彙問題・品詞問題・接続詞問題・前置詞問題がどのように問われるのかを具体的に見ていきましょう。

パート5でどんな問題が出るのか分析

多く出題される品詞問題・語彙問題・接続詞/前置詞問題って、具体的にどんなの?

では、パート5で具体的にどのような問題が出題されるのか、品詞問題・語彙問題・接続詞・前置詞問題それぞれを分けて解説していきます。

品詞問題

空欄に入る正しい品詞はどれかを聞かれます

例題

His eyes were a little —– .

(A)moist(形容詞)
(B)moisten(動詞)
(C)moistly(副詞)

(答えは形容詞のmoist)

品詞はそれぞれ、使い分けのルールがありますから、そのルールに則っている品詞をえらびましょうという問題です。

品詞を選ぶような問題は、学校教育ではそこまで見なかったなあ。

でも、TOEICでは大量に出題されるから、しっかり対策しないとね!

品詞問題は、ちゃんとルールに則っているかが判断材料になります。

なので、品詞の使い分けのルールを知っていなくては解くことができません

一方で、文の意味や選択肢の意味はあまり理解しなくても解くことができます。

品詞の使い分けのルールを学ぶにはパート5勉強法の記事をご覧ください

語彙問題

語彙問題は、文に合った意味の選択肢を選ぶ問題です。

例題

The work shifts are eight hours long and —— a 30 minite break.

(A)include(含む)
(B)prepare(準備する)
(C)suitable(適している)
(D)assisted(助けるという動詞の過去分詞)

答え:(A)(訳:勤務シフトは8時間で、30分の休憩を含みます)

語彙問題を解くために必要なのは文と選択肢の意味が分かるかどうかです。

品詞問題のように、ルールに則っているかどうかはほとんど問われません。

重要なのは、意味が合うかどうかです。

文と選択肢の意味を理解するためには、まずは単語や熟語の力を鍛えることが必要です。

徹底的に単語・熟語の意味を覚えることが、この語彙問題を攻略するために必要なことです。

詳しくは、パート5の勉強法の記事TOEICで必要な単語の覚え方の記事をご覧ください。

文の意味を理解するには、多少の文法の力は必要なのですが、TOEICでは基本的に、中学校レベルの英文法がわかっていれば大丈夫です。

前置詞問題

前置詞問題は、2種類の解き方があります。

  • 熟語やコロケーションから解く問題
  • 文脈から選ぶ問題

の2つです。

前置詞問題の解き方1:熟語やコロケーション

ひとつは、熟語やコロケーションから解く方法です。

(※コロケーション:単語同士の相性や定番の言い回しのこと)

  • “locate “には”on”が相性がいいというコロケーション
  • ”put on”という熟語で「着る」という意味になるという熟語

このような知識が必要とされる問題です。

こういう知識は、学校教育ではあまり体系的には勉強しないよね。

学校教育や受験のための英語と、TOEICで必要な英語の知識はかなり違うんだ。

前置詞問題の解き方2:文脈から選ぶ

もうひとつは、文脈から選ぶ前置詞問題です。

before(~より前に)のように、先程の熟語やコロケーションではなく、文脈によって使えるか使えないかが決まる前置詞が出てきます。

Autumn comes —— Winter.

(A) before
(B) after
(C) along

答え:(A)before(訳:秋は冬より前に来る。)

この例文には、beforeの部分に、after(~より後に)や、along(~に沿って)という前置詞を入れることができません。文の意味に合わないからです。

さっきの前置詞の問題とは解く方法が違うんだね。

文の意味から考えるのか、熟語やコロケーションから考えるのか、解き方が違うんだ。

このタイプの前置詞問題で、解くために必要な知識は、

  • 文の意味を理解するための知識
  • 前置詞の意味

です。

この知識を身に着ける方法は、パート5の勉強法の記事で紹介しています。

接続詞問題の解き方

接続詞問題は、選択肢の接続詞の中から文脈に沿った接続詞を選びます

必要なのは、文の意味を理解することと、接続詞の意味を理解することです。

さっきの、文脈から解くタイプの前置詞問題と、解き方はほとんど一緒だね。

その通り。そして、この接続詞問題と、解き方が同じタイプの前置詞問題は、ミックスされて出題されることがよくあるんだ。

接続詞と前置詞のミックス問題

例題に沿って解説していきます。

例題

This store will close three hours earlier —— usual next Tuesday.

(A) but(接続詞:しかし)
(B) than(接続詞/前置詞:~よりも)
(C) when (接続詞:~するとき)
(D) along(前置詞:~に沿って)

※thanは接続詞としても前置詞としても使うことができる。

  • 接続詞はそのあとに、主語と動詞が来ます
  • 前置詞は、主語と動詞をそのあとに置くことはできません

この問題では空欄のあとに、主語と動詞は続いていないので、接続詞は全部×です。

前置詞に答えを絞って、文脈に合う、”(C) than”が答えだという事がわかります。

このようなミックス問題では、文の意味と、選択肢の語の意味を知っていることのほかに、どれが前置詞でどれが接続詞なのかを知っておく必要があります

前置詞と接続詞を見極められるようになるために必要な勉強は、パート5の勉強法とおすすめ教材の記事で紹介します。

このように、「接続詞問題」と「文脈から解く前置詞問題」は、混ざって出てくるんだ。

ミックス問題は、語彙問題と解く方法は一緒でも、前置詞と接続詞の見分けが必要なんだね。

パート5の分析で分かったことのまとめ

パート5で出題されるのは主に、品詞問題・語彙問題・接続詞問題・前置詞問題
そして、それぞれの問題ごとに解き方が違う

パート5頻出の問題は、種類ごとにそれぞれ解き方が異なり、必要な知識もそれぞれ違う事を確認しました。

違うってことはわかったけど…じゃあどう見分けて解き進めていけばいいの?

その方法は次の、パート5の解き進め方の記事で紹介するよ!

では、必要な知識はなにかという事がわかったところで、どの様に解き進めていけば良いのかという事を解き進め方の記事で解説していますので、より実践的な理解を深めたい方はぜひご覧になってください!

また、問題の種類ごとに解き方が違うので、様々なタイプの問題がごちゃ混ぜになっている問題集ではなく、問題のタイプごとに解き方を身に着けられる問題集を使うのがおすすめです。

くわしくは→パート5おすすめ勉強法と教材

最初に少し触れましたが、パート5は文法問題とよく言われるものの、実際には文法が直接問われる問題はかなり少ないです。

パート5の問題形式は、大学受験の英文法問題と非常に似てはいますけどね…

ですから、パート5の対策として、高校用の文法書などで学習するのはおすすめしません

高校レベルの文法が直接問われる問題なんて、ほとんど出ませんから。

パート5ではどんな問題がでるのか、どんな知識が必要なのかをこの記事ではお伝えしてきました!

パート5でどんな問題が出るのかがぼんやりしたままだと、勉強してもスコアアップになかなかつながりません。

しっかりとゴールを見据えて、ゴールへの道筋を確認しながら勉強していくことが、スコアアップに必要なことです!

少しでもこの記事が皆さんの力になれれば幸いです。

トップページに戻る

管理人
管理人

このブログでは、TOEICの攻略情報を掲載しています。ご質問やご意見がある方はコメント欄にお書きください!

コメント

  1. […] パート5を分析してみる。 […]

  2. […] パート5を徹底的に分析してみた […]

  3. […] この記事では、以前の記事パート5の徹底分析の内容を基にしている部分があるので、そちらをお読みいただけるとより理解が深まります。 […]

  4. […] パート5の問題については、パート5の記事をご参照ください。 […]

  5. […] パート5で数問出題されるくらいです。(パート5についてはこちらの記事参照↓) http://www.rakutoeic.com […]

  6. […] ・各パートの傾向と対策→パート1・パート2・パート3・4、パート5、パート6、パート7 […]

  7. […] (各パートの傾向と対策→パート1・パート2・パート3・4、パート5、パート6、パート7) (各パートの解き進め方と戦略→パート1、パート2、パート3・4、パート5、パート6) 全体像と戦略がわかったら次に問題演習です。これは公式問題集を使いましょう。 […]

タイトルとURLをコピーしました