part3&4の勉強法を詳しく解説する。

この記事では、Part3&Part4の勉強法を詳しく解説していきます。

Part3&4の基本的な問題形式は知っている前提で話を進めます。
どのような問題なのかよくわからない方は、問題をPart別解説した記事から見ていってください。

 

Part3&4の勉強法の方針

まずは、Part3&4の勉強法の方針を説明することにします。

Part3&4の勉強法で最も大切な点は、問題演習から入るという事です。

 

問題演習をすることで、自分に何が足りないのかを自覚することができます。
自分の足りない部分をまずは自覚し、それを克服していくという勉強法が、Part3&4を最も手っ取り早く攻略できる方法です。

全く聞き取れなくても構いません。単語がわからなくても構いません。

まずは解いてみて、目標と自分の間にどのくらいの距離があって、その距離を埋めるためには何をしたらよいのかをはっきりさせる事。

これが一番大切です。

 

問題演習のやり方と、問題演習をするためにおすすめの教材は後々紹介します。

【Part3&4の勉強法の指針】
まずは問題演習から入り、自分に何が足りないのかを自覚して、それを克服していく

 

なぜPart3&4では問題演習から入る必要があるのか

なぜPart3&4では問題演習から入る必要があるのかというと、弱点をハッキリさせるためです。

 

Part3&4は、リスニング力・語彙力・TOEIC力、この3つの内どれか一つでもかけてしまうと、高得点を取るのが難しいパートです。

・知っている単語を聞き取る力であるリスニング力
・単語や表現を知っているかどうかの語彙力
・TOEICの問題形式や解き方を知っているかどうかのTOEIC力

このうち、どれか一つでも欠けてしまうと、なかなか良い点数を取ることができません。

なので、自分に何が足りていて何が足りていないかを自覚せずに、闇雲に勉強を進めてしまうと、「勉強したのに点数が全く上がらない…」なんてことになりかねません。

なので、先に問題演習から入り、足りない点を明確にして、弱点を正確に克服していくことが絶対に必須です。

では、問題演習をどのように進めていけばいいのかについて解説していきます。

Part3&4の問題演習の進め方

では問題演習の進め方を詳しく解説していきます。

 

1、最初の1英文の質問文(3問)を30秒で読む(質問文の先読み)

2、1英文(3問)ずつ解き、解くごとに答え合わせをする。

3、答え合わせをしたら、3つのポイントをチェックする
 (a)知っている単語は聞き取れたか(リスニング力)
 (b)文字で英文を読んで理解できるか(単語力)
 (c)解けた問題はなぜ解けたのか、解けなかった問題はなぜ解けなかったのか(TOEIC力)

それぞれの手順について、もう少し詳しく解説していきます。

 

1 質問文の先読み

Part3&4では、質問文の先読みが必須です。
ですので、まずは質問文を制限時間30秒で3つ読みます。

読むのは質問文だけで大丈夫です。
選択肢まで読む必要はありません。

 

2 問題を解いていく

読み終わったら、問題文を再生して、問題を解いていきます。
制限時間は、3つ目の質問文が放送されるまでです。
(通常では3つ目の質問文が放送されるときには先読みを始めなくてはいけないため。)

1英文の3問を解き終わったら、次の問題に進む前に答え合わせをします。
まとめて解いてまとめて答え合わせをすると、復習がしにくいからです。

 

3 「3つのポイント」をチェックする

答え合わせをするときは、3つのポイントをチェックします。

(a)知っている単語は聞き取れたか(リスニング力)
(b)文字で英文を読んで理解できるか(語彙力)
(c)解けた問題はなぜ解けたのか、解けなかった問題はなぜ解けなかったのか(TOEIC力)

 

TOEICの問題集には、スクリプト(放送された英文の台本)がついています。
スクリプトとは、放送された英文の台本です。

そのスクリプトをみて、知っていたのに聞き取れない単語はどのくらいあったのかをチェックして、自分のリスニング力を測ります。

次にそのスクリプトをそのまま読んでみて、どのくらいわからない表現や単語があるかをチェックします。これで語彙力がどのくらいあるかがわかります。

この2つを比べて、自分にはリスニング力が足りないのか、語彙力が足りないのかがわかります
両方足りているかもしれないですし、両方足りているかもしれません。

 

次に、解けた問題はなぜ解けたのか、解けなかった問題はなぜ解けなかったのかを考えていきます。

「この問題を解くことができたのはこの表現を読み取れたからだ。」
とか
「この問題が解けなかったのは、ここを聞き取れなかったからだ」
という事を確認していきます。

TOEICのPart3&4では、話の展開と質問のパターンが固定化されているという特徴があるので、この作業をしていくと、どこに解答の根拠があって、何がわかっていれば解けるのかが理解できるようになります。

 

TOEIC力とはTOEIC特有の問題の癖や特徴を知り、それを実践で生かせるようになる力です。
これについては、のちのち解説します。

 

Part3&4の弱点を克服していく

この作業を、Part3と4をおよそ各5英文ずつ行えば、自分の弱点が見えてくると思います。

たいていの人は、語彙力かリスニング力、もしくは両方を克服していくことになります。

語彙力にもリスニング力にも弱点がないのに解けない!という方はTOEIC力に弱点があります。

語彙力を克服する方法、リスニング力を克服する方法、TOEIC力をつける方法をこれから解説していきます。

 

Part3&4の語彙力を克服する方法

Part3&Part4における「語彙力」とはなにか、整理しておきます。

これは、Part3やPart4に限らず、リスニング全般に言えることです。

リスニングにおける「語彙力」=単語や表現を聞いて意味がすぐに分かる力

リスニングにおける「語彙力」とは、単語や表現を聞いて意味がすぐに分かる力でしす。

ここでいう「意味」とは「日本語訳」とは違います。

例えば、”apple”という単語を聞いて、「赤くて丸い果物のリンゴ」を想像する、
これが単語の「意味」を理解することです。

“apple”という単語を聞いて、「リンゴ」という日本語訳を思い出してから、「赤くて丸い果物のリンゴ」を想像する、
これが「日本語訳」を覚えるという事です。

 

「日本語訳」を覚えるのではなく、単語や表現の「音や字面」と「意味」を結び付けていく必要があります。

なぜ日本語訳ではいけないのかについては、あとで説明するとして、いったんおいておきましょう。

まずは「音や字面」と「意味」をどのように結び付けていけば良いのかを解説します。

 

Part3&Part4の語彙力を身に着ける方法

では、Part3&Part4の語彙力をどのように身に着けていけばいいのかについて解説していきます。

以下は他のパートの勉強法の記事に書いていることの引用ですが、役立つので掲載します。

 細かいスペルや細かい訳を暗記する必要はありません

単語の音を聞いて、その単語が持つ意味を想像できれば、十分問題を解くことはできるので、細かい日本語訳を覚える必要はないのです。

ですから、勉強方法としては、単語の音と意味を結びつけるために、
単語を発音しながらその単語の持つ意味を想像する・体を動かすのがおすすめです。
(声を出せない状況の時は、口を動かすだけ・頭の中で発音でも大丈夫です!)

例えば、”make”という単語なら、発音しながら、実際に何かを作っていることを想像したり、何か作っている動作を実際にやってみたりします。
それを繰り返すことで、単語の音と意味が結びつくようになっていきます。

リスニングで通用する語彙力を増やすには、上のように単語を練習していくとよいです。
単語の音を聞いたときに、「日本語訳」を思い出そうとするのではなく、動詞だったら、実際にその動作をしたり、想像したりする。名詞や形容詞ならば、その物や状況を想像してみる。
このような練習を繰り返すことで、音と意味を直接結び付ける単語を増やしていきます。
ちょっとわかりにくいかもしれないので、もう少し具体的な実践例を紹介しておきます。

【実践例】
”complimentary”という単語を見た時に、「無料の」という日本語訳を思い出そうとするのではなく、何かが無料になっている状況をイメージする。
“prepare”という単語を見た時に、何かの準備をする自分をイメージしたり、何らかの準備をする動きをしながら、prepareと発音してみたりする。

その際には、短いフレーズで練習するとなお具体的な想像をしやすい
“complimentary drink”「無料のドリンク」
”prepare for winter”「冬の準備をする」
このように、フレーズ練習することでその状況をより具体的にイメージすることができ、「単語」と「意味」の結び付けがしやすくなる。

学校教育ではあまり教わらない方法なので、最初はなかなか慣れないかもしれませんが、慣れれば日本語訳を覚えるよりも、ずっと楽に単語を覚えることができるようになります。
その際に使うべき教材は「金のフレーズ」や「銀のフレーズ」です。
いい単語帳で、点数を一気に伸ばす人の多くはこの単語帳を使ってます。
短いフレーズの中で単語を覚えることができる点と、TOEICに必要な単語が過不足なく掲載されている点がとても良い単語帳です。
無駄な日本語訳が掲載されていないので、単語の「意味」を覚えるのに役に立ちます。
本気で彙力を伸ばしたいならば必携です。
銀のフレーズは初心者向け、金のフレーズは中級者以上向けです。
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
5

TOEICの単語帳の定番と言えばこれ。
TOEICの頻出単語をしっかりと抑えることができる1冊。

TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ
5

TOEICの目標点数が500~600点の人に自信をもってオススメできる単語帳。
TOEICの基礎的な語彙を身についけるのに最適。
すでにある程度語彙力がある人は取り組む必要なし。

この単語帳をしっかりやりこめば、Part3&4で必要な語彙力は確実に身に付きます。

補足 日本語訳を覚えることの弊害:日本語訳を必死に覚えると、英語を聞いたときに最初に思い浮かべてしまうのは、日本語訳になってしまいます。その状態で、文全体の意味を理解しようとすると、それぞれの単語を日本語訳した文章を解釈しなおさなくてはいけなくなってしまいます

例えば、”Please approve that application.”「その申請を承認してください」という英文があった時に、それぞれの日本語訳を暗記していると、
“please”「~してください」
“approve”「承認する」
“that”「あの、その」
“application”「申し込み」

とそれぞれの英単語を日本語訳に直してから、それを組み替えて、
「その申請を承認してください」と読み取らなくてはいけなくなります。

それだと、時間がシビアで英文量が多いTOEICでは通用しないのです。そうではなく、最初に覚える時から、意味をダイレクトに思い浮かべられるようにしましょう。

 

TOEICの単語の身に着け方については、下記記事で詳しく解説していますので、よかったら参考にしてみてください。

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Part3&4で必要なリスニング力を伸ばす

リスニング力が足りない人のほとんどの原因は、速さについていけないことです。

じつは、リスニングの速さについていけない事は、比較的楽に克服することができます。

その方法は「1.2倍速リスニング」です。

その名の通り、英文を1.2倍速で再生して聴く勉強法です。
速さについていけないのに1.2倍速でリスニングをするとなると、一見無理のあるように見えますが、非常に効果のある勉強法です。

しかし、速さについていけない人が、「知らない文章」を1.2倍速で聞いても、何も聞き取ることができないでしょう。

なので、知っている文章やすでに復習済みの文章を1.2倍速で聞き続けます

このサイトに沿って問題演習をしている場合だと、弱点を探すためにあらかじめ解いた英文があるはずです。
それをひたすら1.2倍速で何回も聞きます
通勤・通学や家事の合間でも構いませんから、同じ英文を何度も何度も再生します。

すると、不思議なことに段々と速さに慣れて聞き取れるようになってきます。

速さに慣れたなと思ったら、今度は等倍に戻して聞いてみましょう。

すると、速さに慣れなくて聞き取れなかったはずの英文が、まるでスローかのように聞こえてきます。

 

球技系のスポーツや普段車を運転する人には経験があるかもしれませんが、人間は「速さ」に慣れることができる動物です。なのでリスニングにおける「速さ」はより速いスピードに「慣れる」ことで比較的簡単に克服することができます。

 

スマートフォンのアプリなどで、音楽を1.2倍速にできるものはたくさんあるので、好きなものをインストールして、ひたすら再生しましょう。

私はハヤえもんというアプリを使っていました。(iOSです。Androidにあるかはわかりません。)

個人差はありますが、1.2倍速リスニングは本当に効果があります。「速さ」は「慣れ」である程度克服ができます

 

※速さ以外の原因でリスニングが聞き取れなくて困っている方には、下記記事を見ていただけると、助けになれるかもしれません。

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TOEIC力を身に着ける方法

TOEIC力を身に着ける方法を紹介する前に、TOEIC力ってなんやねんっていう話をします。

 

TOEIC力とは】
TOEIC特有の問題の傾向や特徴を把握して、点数につなげる力

TOEIC力とは、TOEIC特有の問題の傾向や特徴を把握して、点数につなげる力です。

TOEIC特有の問題の傾向や特徴なんてわかんないよ!

「そんなのどうやってわかるのよ!」と思われるかもしれませんが、難しく考える必要はありません。

Part3&4の問題の傾向や特徴は下記記事で解説しているので安心してください。

 

問題の傾向や特徴を知り、実際に問題を解く中で実践していきましょう。

 

Part3&4で使うべき教材

Part3&4で使うべき教材は、公式問題集かスタディサプリTOEICです。

Part3&4の問題演習をするために選ぶ教材のポイントは、
・TOEICの傾向を正しく抑えている
・解説が充実していて、見直しに適している
・取り組みやすい
この3点です。

TOEICの公式問題集は、公式なので当然ですが、傾向を正しく抑えています。
解説もそこそこわかりやすいですが、本自体が大きいので取り組みやすくはありません。

TOEIC L&R 公式問題集 5
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スタディサプリTOEICは、テスト20回分の問題が解き放題で、解説動画まであります。
スマホだけでも十分に問題演習ができるので、取り組みやすさは抜群です。

スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース
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TOEICの著作を何冊も出版している関氏のパート別講義・文法講義が聞ける。
テスト20回分が解き放題でコスパ良し。テストの解説動画も有り。
単語練習アプリなど機能も豊富で、TOEIC対策はこれだけで完結できる。
1週間無料お試しが可能。期間内に解約すれば料金は0。

 

 

Part3&4の勉強法まとめ

ここまで紹介した、TOEICPart3&4の勉強法をまとめておきます。

 

・TOEICPart3&4では、まずは問題演習から取り組み、自分の弱点を探してそれを克服していく。

・その時には、「語彙力」「リスニング力」「TOEIC力」の3つのポイントが自分に足りているのかを確認する。
→「語彙力」を克服したいときは、「日本語訳」を覚えるのではなく、単語や表現の「音」と「意味」を結びつけるようにする。
→「リスニング力」が足りない場合、1.2倍リスニングを繰り返し行う。
→「TOEIC力」をつけるには、Part3&4の問題傾向や特徴、それを生かした解き方を解説している記事を参照して、実践していく。

 

Part3&4を攻略できれば、リスニングの7割は攻略できたことになります。
しっかり対策して、高得点を取れるようになりましょう!

 

このサイトでは、TOEIC攻略に役立つ様々な情報を掲載しています。よかったら他の記事も見てみてください!
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